年老いた親が、最近物忘れがひどくなり、心配しています。

2019年11月11日(月曜日)

高齢や知的障がい、精神障がいなどが原因で判断能力が不十分になった方を狙って、不当な契約をする悪質な業者は後を絶ちません。また、高齢になると物忘れがひどくなり、大切な通帳や印鑑を無くしてしまって大騒ぎになることもあります。

現金をどこにしまったか忘れてしまい、他人が盗んだと思い込み、周囲との関係を悪くすることも珍しいことではありません。

成年後見制度はご本人の判断能力に応じて、ご本人を補佐し、サポートする制度です。成年後見制度は、「法定後見制度」と「任意後見制度」の2つに分けられます。「法定後見制度」には「後見」「保佐」「補助」の3種類があります。また、今はまだ大丈夫だけれども、将来認知症になったりすることが心配な場合には「任意後見制度」を利用することもできます。